【SBI VC】仮想通貨のステーキング報酬【Bitpoint】

いつからか、日本の暗号資産(仮想通貨、クリプト)業者でもステーキング報酬がもらえる業者が増えています。2024年6月時点では、SBI VCとBitpointが良さそうです。

始めたころは、Bitbankを使っていましたが、今となっては条件が良いとは言えないので、SBIグループの2社に乗り換えました。いずれもSBIグループで同系統なので、サービスは似ていますし、できれば別系統の業者と組み合わせたいです。

ステーキング対応している暗号資産が若干異なるほか、Bitpointでは今のところステーキング手数料が課されない点が大きな違いです。

ステーキング報酬

ステーキングは、一般ユーザーからすると「仮想通貨の預け入れ利率」と思っておけば大丈夫です。

厳密には異なるもので、仮想通貨の仕組みに組み込まれた報酬体系の代表的なもののひとつ「POS:プルーフオブステーク」を実行することをステーキングと呼びます。

POSは、仮想通貨を持っているアカウントがブロックチェーンの生成に貢献することで報酬を得られる仕組みです。

ステーキング以外にも「預け入れ利率」を受け取ることができる方法があり、貸出=レンディングです。一部の業者で対応しています。

ステーキングを行って報酬を得るには、実際にブロックチェーンの生成・検証に貢献する必要があります。

しかし、一般ユーザーにはステーキングを行うことは難しいため、代わりに仮想通貨・トークンを暗号資産取引業者などの口座に預けたままにして業者にステーキングをやってもらうことでステーキング報酬を得ることもできます。

手軽に参加できますが、ステーキング報酬から手数料を引かれた残りを受け取ることになります。業者のステーキングの状態によっては、ステーキング報酬が減る可能性もありますが、たいていは問題ないと思います。

Bitpointの場合は、いつまでかは示されていませんが期間限定でステーキング手数料がゼロに設定されています。

ステーキングのデメリット

ステーキングを行うことのデメリットもいくつかあります。

ステーキングを行うこと自体、ハードルが高いことがデメリットですが、業者を使えば難しいことはありません。

ステーキングを行った状態では、

  1. ハッキング被害のリスクが高まる
  2. 引き出しに制限がかかる場合がある

の二つのデメリットがあります。いずれも、暗号資産取引業者をつかってステーキングをした場合にはそれほど大きなデメリットにはなりません。

ハッキング被害については、ステーキングを行うということは仮想通貨・トークンをインターネット上からアクセス可能な場所(ホットウォレット)に置くということなので、業者によっては補償が異なる可能性も否定はできません。

ただ、業者がハッキングされたり不祥事で暗号資産を払い出せなくなると、返金されることは基本的に困難です。

2013年のマウントゴックスからのビットコイン流出事件では、2023年末に一部の債権者に返金があったという話もありますが、当時の価格での返金だったようなので、気分的には十分とは言えないですよね。

別のユーザーは、0.125ビットコインの債権のうち、一部しか返済されず、30,283円(現在の為替レートで約200ドル)を受領しただけで、約748ドルの支払いがまだ残っていると指摘した。(上記リンク先記事のコインテレグラフより引用)

記憶に新しいFTX破綻事件では、規制が厳しくなったFTX日本法人のみ返金されましたし、2024年のDMMコインハッキングでは、グループ企業から返金のための資金がでたようです。このような時にステーキングを行っていた場合には返金の優先度が下がる可能性はあると思います。

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